TENDAISYUU 天台宗 宗内生
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宗内生とは
比叡山高等学校には、通常カリキュラムに追加して、教義(天台宗の教え)・法儀(天台宗の僧侶としての所作)を学んでいる宗内生という生徒たちがいます。
宗内生は、全国各地から本校に来ており、誇りと自信を持って仏教と向き合い、僧侶としての自覚を高めています。
卒業後は、更に仏教の勉強を深めるため、大正大学や叡山学院への進学、その他大学への進学、自坊での鍛錬など、山家寮で学んだことを様々な場所で活かしております。
寮生(宗内生)の一日
06:20
- 起床:玄関にある木鐘の音で全員起床します。
06:35
- 点呼:仏間の前で列立し、健康状態の確認等をします。
- 朝座勤行:点呼が終わるとすぐ、導師・会行事を中心に朝のお勤めを行います。朝は主に声明・法華経を読経します。
07:05
- 掃除:朝座勤行後、寮の敷地や風呂、寮周辺の掃除を行います。雨天時は寮内の掃除を行います。
07:40
- 朝食:斉食儀を行い、朝食をいただきます。その日の食事に感謝し、洗鉢も行います。
08:23
- 登校:徒歩3分ほどの高校へ登校します。元気な挨拶がその日の活力を与えてくれます。
15:30頃
- 帰寮・掃除:授業が終わり帰ってきたら、生活場所の掃除を行います。
夏場は、作務として草むしりも行います。
18:00頃
- 夕食・入浴:夕食・入浴は、各々の時間で取ります。学校の話や勉強、それぞれの趣味の話など、ワイワイと楽しいひとときです。
19:00
- 夕座勤行:日ごろの練習を実践する場です。緊張感が漂う仏間です。
21:00
- 点呼:寮監より、健康チェックや今日の振り返り、翌日の連絡を行います。
21:20
- 自習時間:その日の授業の復習や次回の予習、お経の勉強などを行います。
自分の進路や目標のため自分を高める時間です。
お経について、1年生は先輩などに質問に行きます。
23:00
- 消灯:翌日に向けてしっかりと体調を整えます。
寮の食事
朝晩の寮での食事は、(株)城南給食センターさんより提供されています。
管理栄養士とも定期的な打ち合わせを行い、日々の生徒の健康を食事の面から支えていただいています。