APPROACHES TO ICT ICT教育への取り組み
- APPROACHES TO ICT
比叡山高校のICT教育
本校は2017年にiPadを用いたICT教育をスタートして以来、授業やクラブ活動をはじめ、学校生活の様々な場面での活用が進んでいます。
AIを利用した学習課題の配信では、生徒それぞれの学習状況や到達度に合わせた問題が配信されるなど、個別最適化に向けての取り組みを進めています。また伝染病による学校休校時には遠隔授業を実施し、生徒の学びを止めない努力を続けています。
部活動では映像を利用しフォームのチェックや試合の振り返りを進めるとともに、LTEモデル(どこでも通信できる)の利点を生かし遠征先への移動時間も効果的に活用できるようになりました。
これからも生徒それぞれの学習状況や能力に応じて学力伸長をサポートする個別最適化の有効な手段として、また限られた時間をより有効に使うための活用を研究し進めていきます。
学習環境
iPadを用いた学習をより効果的に進めるために、全教室、グラウンド、テニスコートなど校舎内外にWi-Fi環境を敷設し、教室にはプロジェクタを設置しています。「Classi」というプラットフォームを導入し、学習教材、AIを利用した課題の配信や生徒への連絡が可能です。また学習支援アプリ「MetaMoji」を導入し、授業中に生徒同士が意見や情報交換を簡単に行える環境を構築しています。
今後のICT教育
全国の小・中学校でも一斉にICT教育がスタートしました(GIGAスクール構想)。本校では生徒たちがこれまで蓄積してきたICTスキルを継続して向上していける環境がすでに整っています。教育にとって継続は最も大切なこと。ICTスキルをさまざまな日常生活の場面で活用できる力を伸ばすために、色々な学びの機会を作り出し、社会で活躍できる人材育成を進めていきます。